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コーヒーを飲もうとした時、スマホを持つ手を滑らせた。
乾いた音をたてて床に落ちたスマホを拾うと、画面にひびが入っていた。投稿用の小説を包むように、ひびは蜘蛛の巣状に広がっていた。
しょんぼりして、ひびを見ているとなにかが動いた。
「蜘蛛!」
驚き、スマホを再び落とした。ひびと蜘蛛が更に増えた。合計3匹の蜘蛛が動いてる。
3匹の蜘蛛はカサカサと画面上を動くと、ひびと重なった小説の文字を食べ始めた。
「こ、こら!」
慌てて、ひびごとドラッグして動かそうとするものの、蜘蛛は掴んだ文字を離さない。
そうだ、電源を切ろう。
小説を保存しスマホの電源を落とすと画面は暗くなった。その後電源を入れるとひびと蜘蛛は姿を消していた。
ほっとしてエディタを立ち上げると、小説はところどころ虫食いの状態だった。私は心を落ち着かせて、再び書き始めた。
///\oo/\\\ ……………
乾いた音をたてて床に落ちたスマホを拾うと、画面にひびが入っていた。投稿用の小説を包むように、ひびは蜘蛛の巣状に広がっていた。
しょんぼりして、ひびを見ているとなにかが動いた。
「蜘蛛!」
驚き、スマホを再び落とした。ひびと蜘蛛が更に増えた。合計3匹の蜘蛛が動いてる。
3匹の蜘蛛はカサカサと画面上を動くと、ひびと重なった小説の文字を食べ始めた。
「こ、こら!」
慌てて、ひびごとドラッグして動かそうとするものの、蜘蛛は掴んだ文字を離さない。
そうだ、電源を切ろう。
小説を保存しスマホの電源を落とすと画面は暗くなった。その後電源を入れるとひびと蜘蛛は姿を消していた。
ほっとしてエディタを立ち上げると、小説はところどころ虫食いの状態だった。私は心を落ち着かせて、再び書き始めた。
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ファンタジー
公開:19/01/11 23:41
更新:19/01/12 13:44
更新:19/01/12 13:44
マイペースに書いてきます。
感想いただけると嬉しいです。
100 サクラ
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