情熱金曜日

タッタッターン♪タラタッタッタッ〜♪
今日の主人公は金曜日。
みんなの気持ちがグッとあがるそんな曜日。花金やプレミアムフライデー、最近だとブラックフライデーとないものはないくらいの肩書きを持つ。
金曜日は言う。
「昭和の時は俺にとっては暗黒期。土曜が半ドンだったから。俺の存在は今の平日と変わりなかった。でも時代が俺を求めていたのか、俺はブレイクしたよ」
彼が来るのを待ち遠しく思う人も多い。
出版社に勤めるむう子さん(仮名)もその1人だ。月曜日を呪う彼女は金曜日にはいつもと違う力が漲ると主張する。
「いつも早く休み来ないかなぁと気を紛らわす為にお菓子を買うんですが、金曜日は買いませんね。もう気持ちで満足なんです。明日休みという安心感が違います」
金曜日はこんな熱いファンに支えられているが、それに驕らず、日々ゴールドジムでのトレーニングを忘れない。
その姿勢が日々バランスを保っているのだろう。