天気戦争

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ある日、空から一人の男が転落死した。この男、調べてみると人間ではない。天気を操る神様だ。
この男が転落した途端、大雨が止み、太陽が顔を出した。どうやら雨が降るメカニズムはこの男が雨を降らせていたからのようだ。それが足を滑らせて転落したのだろう。
これにより人は雨を止ませる方法を手に入れた。時代は傘を差すのではなく、傘を撃ち刺す時代になった。
雨が降ってくると傘を空へと撃ち放ち、天気を操る神様を殺すことにしたのだ。
それだけではない。天気の神を拉致してはダムに水を溜めるよう命令したのだ。
これにより天気の神々は怒り、人間に抗議してきた。
しかし人間は神に法律は適用しないと聞く耳を持たない。
これにより、天気の神々と人間による『天気戦争』が勃発した。
血の雨が降り、大地を赤く染める。
その戦争の結果どうなったかって?
今の荒野となり果てたこの地球を見れば一目瞭然だろう。天気の神様は絶滅したよ。
公開:18/10/12 18:45

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