蜘蛛の意図

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私は糸を垂らして、下界に住む罪を犯した者を偽善で年に一人だけ救ってやっている。
ただ、私は罪を犯した者には一生下界で贖罪してもらうのが道理だと思っている。
私の主が天の掟に背くのは反則であるというから、仕方なしに今、糸を下界に垂らしている。
「なんか…いつもより重たいな…」
私は尻から垂らした糸に重みを感じた。
おそらく、下界に住む偽善者どもが一斉に一本の糸に群がったのだろう…
私は8本あるうちの、一つの前足をつかい、頭をかいた。

「蜘蛛よ…もういい。その糸を切ってしまいなさい…」
あの優しい主がおもいなしのことを言った。

「いいんですか?一人くらい助けてあげましょうよ」
蜘蛛は慈悲をみせて言った。

「下界に住む者を一人でも救えば、また一人と命をこうだろ。

「蜘蛛よ。私が今まで下界から器を救ったことがあったか?」
主は同情の目をしている蜘蛛に強いるように言った。
その他
公開:18/10/11 21:20

神代博志( パパゲーノ )

魔笛の主人公はパパゲーノとパパゲーナだと思います!
よろしければ、フォーローお願いいたします。m(_ _)m

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