クラスメイト

僕ら3人は興味本位で地元の有名な心霊スポットの廃墟ビルに来ていた。
噂では、201号室に女性の霊が出るらしい。
その霊を見る条件として必ず仲の良い3人組でいかなければいけない。
僕らは各々部活動や家庭の用事があったので、3月21日に全員の予定を合わした。
そして、とうとうこの目で霊を見る日が来た。
ツンツン頭は調子に乗って、この目を大きくひらいて絶対に霊を見てやるといきっていた。
「本当に幽霊でんのかよ？デマじゃねーの？」
しびれを切れして、メガネにいった。
「僕もそう思う。ねぇ。ゆきおはどう思う？」
「んー。知らない。待っていれば出るんじゃない？」

すると、部屋のドアがガタガタと音を立てゆれた。

「とうとう幽霊のお出まし！」

しかし、そこに現れたのは担任の先生だった。先生は不敵な笑みを浮かべて、ナイフで3人を殺害した。3人は手と手を繋いで血の海の上で眠った。