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①雨の夜タクシーに乗せた女が消え、シートがびっしょり濡れていた。
次。
②女がいなくなったと思ったら、寝てた。
次。
③女がタクシーを降りると墓地で、タクシーが消えていた。
次。
④女がタクシーを降りて「お金を持ってくる」という。玄関から両親がでてきて「それは死んだ娘です」と泣く。
うん。次。
⑤④の親の方が霊。
次。
⑥④の親子がグル。
次。
⑦女の指示で山奥で止まると女がいない。外を見ると女が首をつっている。死後1週間。
他は?
⑧…基本④で娘は健在。親もきちんと金を払う。それが、同じ面子で毎晩続く。さすがに両親が困り果て、ある夜娘を迎えに行くが、そのタクシーと衝突して全員亡くなる。
不幸な事故だ。
それがその後も毎晩続く、というループものってのは?
それ結局さ、四人で勝手にやってくれって感じだな。
⑨そこで、このタクシーが峠をものすごい勢いで攻める…
君それ、もう別の話になっとるわ。
次。
②女がいなくなったと思ったら、寝てた。
次。
③女がタクシーを降りると墓地で、タクシーが消えていた。
次。
④女がタクシーを降りて「お金を持ってくる」という。玄関から両親がでてきて「それは死んだ娘です」と泣く。
うん。次。
⑤④の親の方が霊。
次。
⑥④の親子がグル。
次。
⑦女の指示で山奥で止まると女がいない。外を見ると女が首をつっている。死後1週間。
他は?
⑧…基本④で娘は健在。親もきちんと金を払う。それが、同じ面子で毎晩続く。さすがに両親が困り果て、ある夜娘を迎えに行くが、そのタクシーと衝突して全員亡くなる。
不幸な事故だ。
それがその後も毎晩続く、というループものってのは?
それ結局さ、四人で勝手にやってくれって感じだな。
⑨そこで、このタクシーが峠をものすごい勢いで攻める…
君それ、もう別の話になっとるわ。
その他
公開:18/10/07 13:44
更新:18/10/07 14:18
更新:18/10/07 14:18
星新一さんのようにかっちりと書く素養に乏しく、
川端康成さんの「掌の小説」のように書ければと思うので、
ショートショートとはズレているのかもしれないです。
オチ、どんでん返し、胸のすく結末。はありません。
400文字、おつきあいいただければ幸いです。
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