「今日の天気は流星です」

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「今日の天気は流星です」
流星? そんな天気は一度も聞いたことがない。
なにかの間違いだろうか?
しかし、お天気キャスターはそのまま訂正することはなかった。
僕は何気なく窓の外を見る。
「うおぁ、なにこれ」
そこには数々の瞬く星々がありとあらゆる方向へ飛び交っていた。
一瞬で現れては、すぐにまた一瞬で消える。
とても幻想的だった。
まるで夢でも見ているようだった。




「おい、お前ら、何度言ったらわかるんだ! ここでキャッチボールはするなといつも言っておるだろ!」
子どもたちはヒゲをはやしたおじいさんに怒鳴られる。
「だってここ、何もないんだもん」
「することないもん」
「だからといって、星でキャッチボールする奴がおるか!」
子どもたちはしゅんとなる。
「そんなにキャッチしたけりゃ、わしが直々にノックをしてやるわい」
神様は特製のバットを取り出した。
ファンタジー
公開:18/10/07 03:31

もこもこ( 九州 )

学生やってます。
やっぱり定期的に書かないと全然書かなくなりますね。
まあ気楽に書いていきます。
小説家志望です。よろしくお願いします。
 

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