恋の病

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彼は私の事が好きらしい。気付いているけどね。態度を見ていれば一目瞭然よ。
だから……。

「私、恋の病にかかっちゃった」
「嘘っ。相手、誰?」
「どうしたの? 急に青ざめちゃって」
「い、いや……」
「誰のせいだと思ってんのよ」
「へ?」
「この病、あんたのせいなんだからね!」

その一言が決め手となったみたい。それかというもの、事あるごとに私の相手をしてくれた。
風邪で寝込んだ時は三日三晩、看病してくれた。
誕生日、クリスマス、年越し、バレンタインデー、お花見、夏祭り、ハロウィン……私の中での七大イベントにも力を入れてくれた。
バレンタインデーに薔薇の花束を貰ったのは笑ったけどね。
そんなある日、ふとした拍子にスイッチが入っちゃったみたい。
私は全力で拒否した。彼は「なんで?」という顔していたけど、ご・め・ん、わ・た・し、そ・ん・な・気、な・い・の♪
だって恋の病は……。

仮病だもん。
その他
公開:18/10/06 23:55
仮病三三七拍子 スクー

壬生乃サル

2019年(8/8~)
・のんびり55本ノック!
11/55 (10月15日現在)
2019年(~8/8)
・500まで(180本)ノック!完走。
2018年(5/13~12/31)
・壬生の(320本)ノック!完走。

壬生乃サル (みぶ の さる)
https://twitter.com/saru_of_32

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