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花びら1枚落っこちた。
同時に僕も足を滑らせて、そこにまっしぐら。
スキーみたいに風を切って舞い上がり、僕は花びらと一緒に旅する羽目になった。
茶色は目立たない。気にも止められない。せっかくだから悪戯だ。
パン屋さんに窓から入り、全部にちょっとずつ、チョコレートの香りをつけた。
キスする直前の二人の間をすり抜け、甘い風を吹かせた。
ひゃっほー!
次はどこに行こうか?
ネコには参った、追いかけられた。
そして危うくススキにぶつかるところ。急旋回してなかったら、僕はススキのもふもふでくしゃみが止まらなかっただろう。
それから久しく会ってなかった友達にも会った。孫が増えたねとか、住むとこ変えた?とか。積もる話もたくさんさ。
最後はあの子の可愛いお鼻に乗っかって。額に口づけ、僕は飛び降りコスモス畑に走ってく。
本当のところ、1番香りを届けたいのは、僕を育ててくれた君なんだ。
同時に僕も足を滑らせて、そこにまっしぐら。
スキーみたいに風を切って舞い上がり、僕は花びらと一緒に旅する羽目になった。
茶色は目立たない。気にも止められない。せっかくだから悪戯だ。
パン屋さんに窓から入り、全部にちょっとずつ、チョコレートの香りをつけた。
キスする直前の二人の間をすり抜け、甘い風を吹かせた。
ひゃっほー!
次はどこに行こうか?
ネコには参った、追いかけられた。
そして危うくススキにぶつかるところ。急旋回してなかったら、僕はススキのもふもふでくしゃみが止まらなかっただろう。
それから久しく会ってなかった友達にも会った。孫が増えたねとか、住むとこ変えた?とか。積もる話もたくさんさ。
最後はあの子の可愛いお鼻に乗っかって。額に口づけ、僕は飛び降りコスモス畑に走ってく。
本当のところ、1番香りを届けたいのは、僕を育ててくれた君なんだ。
ファンタジー
公開:18/10/02 22:22
更新:19/01/15 21:48
更新:19/01/15 21:48
自然と暮らす。
題材は身近なものが多いです。
110.泡顔
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