105. 仮病の三三七拍子♪
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今日は土曜日だが僕の通う中学校は登校日だ。
でも僕は初めてずる休みをすることにした。
だって、ずっと憧れていたアイドルの握手会があるから!
朝は普通に学校に登校するふりをして着替えを持って家を出て、途中人に見つからないようコンビニの裏で携帯から先生に電話をした。
おなか♪ いたい♪ がっこうやすむ♪
始めはそう言おうと思ったが、それでは納得してもらえないと考え直し、
母が♪ いない♪ 家出ていった♪
と伝えた。泣いているフリもして。
先生が電話口で慌てており、こちらに向かうと言い出したが、
たぶん♪ きっと♪ ばあちゃんちいる♪
そう言って、僕は直ぐに電話を切った。
でも僕は初めてずる休みをすることにした。
だって、ずっと憧れていたアイドルの握手会があるから!
朝は普通に学校に登校するふりをして着替えを持って家を出て、途中人に見つからないようコンビニの裏で携帯から先生に電話をした。
おなか♪ いたい♪ がっこうやすむ♪
始めはそう言おうと思ったが、それでは納得してもらえないと考え直し、
母が♪ いない♪ 家出ていった♪
と伝えた。泣いているフリもして。
先生が電話口で慌てており、こちらに向かうと言い出したが、
たぶん♪ きっと♪ ばあちゃんちいる♪
そう言って、僕は直ぐに電話を切った。
その他
公開:18/09/30 15:42
更新:18/10/01 10:16
更新:18/10/01 10:16
スクー
仮病三三七拍子
日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。
こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていきたいと思います(*^^*)
2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選
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