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小さなアリは冒険に出た。
お尻がキュートなあの子に恋をしたから。
毎日毎日、胸が苦しくて、女王から今はひっそりと魔女になったアリに相談したの。
そしたら、小さな匙と小さなアリには少しばかり大きい袋をくれ、素敵な魔法を教えてくれた。
「魔法に欠かせない魔法の粉は、人間という恐ろしい動物の側にしか置いてない。場所の目印は香ばしい心地良い匂い。それを目指して歩くと熱い黒い海にたどり着く。その側に必ず目的の魔法の粉『白い砂』が置いてある。小さな匙でいっぱい袋に詰めなさい」
それでね、小さなアリは慎重に行動をして、冒険は無事成功したの。
太陽の輝く日、あの子の頭上に立ち、魔法の粉を撒いた。
キラキラと輝きながら、あの子に優しく降っていったの。
これが魔女の言ってた「ダイアモンドダスト」という魔法なのか!
あの子はうっとりしながら、ダイアモンドダストを舐めた。
そして空にいた小さなアリに恋をしたの。
お尻がキュートなあの子に恋をしたから。
毎日毎日、胸が苦しくて、女王から今はひっそりと魔女になったアリに相談したの。
そしたら、小さな匙と小さなアリには少しばかり大きい袋をくれ、素敵な魔法を教えてくれた。
「魔法に欠かせない魔法の粉は、人間という恐ろしい動物の側にしか置いてない。場所の目印は香ばしい心地良い匂い。それを目指して歩くと熱い黒い海にたどり着く。その側に必ず目的の魔法の粉『白い砂』が置いてある。小さな匙でいっぱい袋に詰めなさい」
それでね、小さなアリは慎重に行動をして、冒険は無事成功したの。
太陽の輝く日、あの子の頭上に立ち、魔法の粉を撒いた。
キラキラと輝きながら、あの子に優しく降っていったの。
これが魔女の言ってた「ダイアモンドダスト」という魔法なのか!
あの子はうっとりしながら、ダイアモンドダストを舐めた。
そして空にいた小さなアリに恋をしたの。
ファンタジー
公開:18/09/28 03:53
更新:18/10/11 06:07
更新:18/10/11 06:07
スクー
スプーンで掘る
ダイアモンドダスト
最近生業が忙しく、庭の手入れが疎かな庭師の庭でございます。
「これはいかんっ!!」と突然来ては草刈りをガツガツとし、バンバン種を撒きます。
なので庭は、愉快も怖いも不思議もごちゃごちゃ。
でもね、よく読むと同じ花だってわかりますよ。
Twitter:さささ ゆゆ@sa3_yu2
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