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気づいたら僕は暗雲の下毒々しい紫色の実験室的なところにいたんだけど、実験室だと思ったのは、左右の小さい階段のそばに背の高いラグビーボール型(縦)のガラスの筒があって、中がブクブクしてて電流が流れてたからなんだよね。で驚いてたら「ワッハッハッハ」って声がして、頭にウコンの形のデカイ帽子かぶったメガネのジイさんが近づいてきてて、「キミにこれをアゲよう」ってアルミボトルの変なドリンク渡してきたんだ。「大丈夫なの?」って聞いても「モチのローーン!」って言うから一口ゴクリと飲んでみたら、途端に力が湧いてきて
「ウオオオオーーーーーー!!!!!!」
て叫びながら走り出っしゃったんだ。実験室突き破ってスライムだか聖賢の騎士だかリヴァイアサンだか見えたけど全部蹴散らして走って走って走って地球の果てまで行ったら力尽きた。
気づいたら僕は宇宙戦争(スペースウォーズ)してるカャムッア星にいた件について。
SF
公開:18/09/27 19:56
更新:19/01/01 18:53

北瓜 彪

ショートショート講座(2019年7〜9月期)にも参加
しました。
皆様宜しくお願いしますm(_ _)m

※アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/664452356
でも活動しています。SS講座で提出した作品「ファンフラワーに関する見聞」「大自然」もそちらで公開しております。
 

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