安住の地

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「ショートショートガーデンってところで投稿を始めたんだ」
「それで?」
「普段から短いものを書いているから、余裕余裕と思ってたら、四百文字って短いのな。伝えたいことを書き切れないから、最後は必ず何か削るはめになる」
「それが嫌ならやめればいいじゃん」
「嫌ってことはないんだ。むしろ腕が鳴るってもんさ。何を残すか削るか吟味している過程は、短歌や俳句に通じるものがあるからね。
 超短編のように、ふわっとした結末にはしにくいけど、逆に短いからこそ強引な展開が成立する場合もある。読者に深く考えさせる前に終わっちゃうから」
「随分とショートショートガーデンを肯定するね」
「うん、普段とはまた違った思考で創作出来るから気分転換にいいよ」
「……こうは思わないのかい? 自分のアイデンティティーを守るために肯定しているって。君は本当に猫春雨なのか? もしかすると二次元の……。まぁ、それもすぐに分かるけど」
その他
公開:18/09/24 14:01

猫春雨( 和歌山県 )

短編の執筆をライフワークとしています。
主に幻想的な作風で、童話寄りの、日常に潜む不思議を紡いでいます。
また、そう言った作品を使って豆本も製作。
普段は超短編というオチがふわっとした作品を書いているので、はっきりとオチの付けるショートショートは勝手が違うものですね(^^;

よろしくお願いします(^^)

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