水戸黄門の映画を作ろう

「監督！今回の映画、期待度がものすごく高まっています！水戸黄門の劇場版がこれほど話題になるとは思っていませんでした」
「今回は役者を始め、舞台に音響、全てにおいて全力を尽くしている。そうしないとこの作品の良さが出ないからな」
「ええ、でも何より話題になっているのは副題ですね。『水戸光圀と６人の水戸黄門』。凄いですけど、これはどういう意味ですか？」
「何だ、お前知らないのか？水戸黄門は役職名であって、それを名乗ることが出来た人物が７人いたんだ」
「７人！？」
「有名なのは光圀。それ以外で言えば、頼房、綱條、治保、斉脩、斉昭、慶篤の６人。この映画はその６人を含めた７人で真の水戸黄門を決める痛快バトルエンターテイメント時代劇だ！」
「話聞くだけで半端ないって思いますね」
「そうだろう。歴史ってのはな、解き明かせば面白いモノなんだよ。そして、こんな突拍子もない案が浮かんでくる」
「勉強になります」