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今日も聴いてくれてありがとう。
毎日のようにお届けしているこのラジオも一周年。
だから……というわけでもないけれど、皆さんが日頃思っている疑問についてお答えしたいと思います。
まず――このラジオはいったいなんなのか、ってことだよね?
通勤通学の電車の中で、どうして頭の中に声が流れて来るのかっていう。
これは、何か特別な機械を使って放送しているわけではないんだ。
ただただ、パーソナリティーであるボクの思考が届いているってだけ。
でも、ボクは自分の意思で思考を垂れ流しているわけではない。
ボクの意思とは関係無く、漏れ出てしまうんだよ。
訓練によってある程度はその症状を抑えることが出来るようになったけど、パーソナルスペースの狭い空間だと、緊張して抑えることが難しくなってしまう。
もし、このラジオが途絶えたら、ボクは死んだと思って。
時々ホームから、飛び込みたくなるんだな。
毎日のようにお届けしているこのラジオも一周年。
だから……というわけでもないけれど、皆さんが日頃思っている疑問についてお答えしたいと思います。
まず――このラジオはいったいなんなのか、ってことだよね?
通勤通学の電車の中で、どうして頭の中に声が流れて来るのかっていう。
これは、何か特別な機械を使って放送しているわけではないんだ。
ただただ、パーソナリティーであるボクの思考が届いているってだけ。
でも、ボクは自分の意思で思考を垂れ流しているわけではない。
ボクの意思とは関係無く、漏れ出てしまうんだよ。
訓練によってある程度はその症状を抑えることが出来るようになったけど、パーソナルスペースの狭い空間だと、緊張して抑えることが難しくなってしまう。
もし、このラジオが途絶えたら、ボクは死んだと思って。
時々ホームから、飛び込みたくなるんだな。
SF
公開:18/09/17 17:33
更新:18/09/17 17:43
更新:18/09/17 17:43
SF
ファンタジー
ラジオ
短編の執筆をライフワークとしています。
主に幻想的な作風で、童話寄りの、日常に潜む不思議を紡いでいます。
また、そう言った作品を使って豆本も製作。
普段は超短編というオチがふわっとした作品を書いているので、はっきりとオチの付けるショートショートは勝手が違うものですね(^^;
よろしくお願いします(^^)
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