0
6
はみ出ることはこわい。でも、こわいを避けることは、ぼくが死ぬのと同義だった。はみ出せよ。ぼくのなかのぼくが暴れて、抑えられなくなる。そのとき、疑問が浮かんだ。どうしてぼくは、抑えなくちゃいけないと思っているんだろう。反対は死だ。一体どこに迷う必要があるというのだろう。苦しい。ぼくを好きでいてくれる人たちの期待とは別の道を進むことや、自分がどこに向かっているのか追いつけないほど本気になってしまうことは、きっと。だけど、それ以上に、たくさんのときめきと感動があるだろう。生きていることに、ぼくは、驚き続けるのだろう。物理的に死ぬまで。だから、精神を先にほっぽり出して殺してしまうなんて、とてももったいないと思うんだ。こわくてもいいから行きたい、ぼくの人生。
感じて、悩んで、考えて。最後にたどり着いたそれが、ぼくの答えだった。
感じて、悩んで、考えて。最後にたどり着いたそれが、ぼくの答えだった。
その他
公開:18/09/13 10:35
更新:18/09/13 10:36
更新:18/09/13 10:36
詩
400字のことばを紡ぎます。
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます