かなりのレベル

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N.Yの片隅の動物園。狭い園内には多数の動物たちが仲良く暮らしいる。
ゴリラのスーと両隣の檻にいるウサギのミッチーとカメのゴンは大の仲良し。いつもみんなでケラケラと笑っている。ある日ゴンが言った。向かいのナマケモノがかなりのレベルで面白いのだと。なんでもキリンのビールおばさんが言ってたらしい。ただビールおばさんは笑い上戸。アリクイの細長い顔だけで笑えるらしい。

ゴンが続ける。ある日、あまりにも暇だったビールおばさんは遊び相手を探すため長い首を曲げてみんなの檻の中をのぞいていた時ナマケモノの姿を見て大爆笑したんだとか。

それから仲良し3匹組は寝ずにナマケモノを見ていたがこれといって面白い事がない。
「ふあ〜」生欠伸と共にスーが「あっ!」とナマケモノを指差した。ミッチーとゴンもナマケモノを見ると白く小さいおっぽが見えた。おっぽ白い→尾白い→面白い。これかぁと3匹はケラケラ笑った。
ファンタジー
公開:18/09/14 19:47

まりたま

いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。

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