ベイとスーと両親の話 または死神の話

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9歳の少年ベイは6歳の妹スーと両親の4人家族。父は母と喧嘩ばかりしていた。ベイはいつもスーをいじめていた。母に度々叱られた。父は無関心だった。だから父のことは味方だと思った。父から「女は男より劣っている」という話を毎日聞かされた。ベイはスーへのいじめをやめなかった。
ある日ベイが1人でいると死神が現れた。死神は誰でも1人殺すことができると話した。後日ベイの大切な玩具をスーが壊した。ベイは独り納家で泣いた。

死神が現れた。

スーは毎日ベイにいじめられた。
それでもベイを慕っていたが、ベイの玩具をうっかり壊してしまった。スーは工具を使って修理を試みた。
使い方を誤ってスーは死んだ。

母は死んだスーを見つけた。父は死んだスーと泣き叫ぶ妻を見つけた。なだめようとしたが弾き飛ばされて頭を打ち父は死んだ。母は発狂してショックで死んだ。

ベイはまだ納家で泣いたまま。

死神はまだ何もしていない。
ホラー
公開:18/09/10 01:14
更新:18/09/10 01:26

G.G. Rooster( 東京 )

じーじーるーすたー。

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