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私は古代遺跡の入口に立っていた。ここから先は前人未踏。目にする物全てが驚きと発見の連続に違いない。興奮を抑えて一歩踏み出した、まさにその時!「終わりだ!」「負けるか!」突然現れた二人の男が私の前で決闘を始めた。激しいバトルの後、一人の男がトドメをさそうとした、まさにその時!大きな獣が私の側を掠めて二人に直撃した。二人を下敷きにした獣は血だらけだった。と、物凄いスピードで飛んできた怪鳥が獣に嘴を突き刺した。咆哮を響かせ獣が力尽きる。勝利した怪鳥が翼を広げた、まさにその時!空から氷の塊が降り注ぎ怪鳥を氷漬けにした。そこにブルードラゴンがゆっくりと翼を降ろした、まさにその時!炎を纏った隕石がドラゴンの心臓を貫いた。
辺りは静寂を取り戻した。しばらく呆然としていた私はようやく当初の目的を思い出し遺跡に足を踏み入れた。
遺跡には、まあ、なんか、いろいろあったんだけど、遺跡に入る前がクライマックス!
辺りは静寂を取り戻した。しばらく呆然としていた私はようやく当初の目的を思い出し遺跡に足を踏み入れた。
遺跡には、まあ、なんか、いろいろあったんだけど、遺跡に入る前がクライマックス!
ファンタジー
公開:18/09/06 23:02
月の音色リスナーです。
ようやく300作に到達しました。ここまで続けられたのは、田丸先生と、大原さやかさんと、ここで出会えた皆さんのおかげです。月の文学館は通算24回採用。これからも楽しいお話を作っていきます。皆さんよろしくお願いします。
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