86. 詩集
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この部屋に初めて遊びに来た彼が言った。
「ししゅう、みせてよ!」
そう、彼は私が趣味で書いているものの存在を知っているのだ。
「やぁだ、恥ずかしいじゃん…。」
私は彼に一目惚れした時から、その時々の彼に対する気持ちを詩として綴ってきたのでそれらを見られるのは生きてけないほど恥ずかしい…。
「え?もしかして死ぬほど恥ずかしいとか思ってんの!?」
「う、うん…。」
「でも君に断る権利はないんだよ」
彼は低い声でそう呟くと、キッチンにあった包丁を一瞬の躊躇もなく私の心臓目掛けて振り下ろした。
ザクッッッ!!!
血飛沫が勢いよく飛び散り、私の意識は直ぐに混濁していった・・・。
「死臭、魅せてもらうね!」
「ししゅう、みせてよ!」
そう、彼は私が趣味で書いているものの存在を知っているのだ。
「やぁだ、恥ずかしいじゃん…。」
私は彼に一目惚れした時から、その時々の彼に対する気持ちを詩として綴ってきたのでそれらを見られるのは生きてけないほど恥ずかしい…。
「え?もしかして死ぬほど恥ずかしいとか思ってんの!?」
「う、うん…。」
「でも君に断る権利はないんだよ」
彼は低い声でそう呟くと、キッチンにあった包丁を一瞬の躊躇もなく私の心臓目掛けて振り下ろした。
ザクッッッ!!!
血飛沫が勢いよく飛び散り、私の意識は直ぐに混濁していった・・・。
「死臭、魅せてもらうね!」
ホラー
公開:18/09/06 02:59
更新:18/09/06 03:03
更新:18/09/06 03:03
日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。
こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていきたいと思います(*^^*)
2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選
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