遣る瀬無さ

0
2

この世界に蔓延る犯罪は永遠に尽きず、ましてや、陪審員や裁判員、検事までもが買収され、一向に消える気配を見せないのである。
我々通常の市民が持つ正義感が十分に発揮されれば、数多の犯罪を全て無くすことが出来るのにも関わらず、我々市民は愚行にも傍観、やり過ごしを選択し、誰かが犯罪をさばいてくれるだろうと思案を巡らせては他人事で済ましてしまうのである。
そのため、犯罪者は市民を嘲笑うかのように、新しい住処を作り、そこで新薬の開発を始めたり、奴隷を収容し飼育を始めるのである。
しかし、それは我々市民のせいではなく、愚かにも世界が十字架を背負い(責任転嫁)、何とかして、尽力をし、世界平和にしろと無理難題を投げつけるのであった。
私はこのような許しがたい事態にも関わらず、中立の立場を選択し、傍観より遥か先にある無気力に転び、遣る瀬無い気持ちを抱えては、両者の意見を聞きいている。
その他
公開:18/11/24 20:00
更新:18/11/24 19:46

神代博志( グスク )









 

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容