ファジーネーブル (禁断の果実)

本当の楽園を追放され、第2ステージの楽園にいる改名したアダム郎とイブ子。
2人を第2楽園からも追放させようとイブ子に悪魔が話しかけた。
禁断の果実ファジーネーブルの側で。
「まあ美味しそうな蜜柑」
「それはファジーネーブル。とてもファジーになれるよ！」
後ろを振り向くと悪の化身、コアラがいた。
「ファジーって何？」
「曖昧さ。もしアダム郎が髪を緑に染めてきたらどうする？」
「似合わないと言うわ！ずんぐりむっくりな貴方が緑じゃ、高木ブーの雷のコントみたいよと」
「そんなに白黒ハッキリ指摘されたら、アダム郎は傷つくと思わないか？」
「確かに」
「そこでファジーだ。突然グレーな感じで対応ができるハズキルーペの武井咲みたいになれるぞ！おじさん達はみんな貴女に夢中になる」
「食べたい」
イブ子はファジーネーブルを口にした。

雷鳴が落ち、暗闇に閉ざされた。
神の声が聞こえる。
「楽園撤収します！！」