コールドラッシュ
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地上の水源は尽きかけていた。
その頃、地下水探査隊が氷の塊を発見した。貴重な水を確保できると、噂をききつけた人々が集まった。
コールドラッシュの幕開けだ。
氷坑からは、頭のキンキンとする音が響く。トロッコで運ばれるクラッシュアイス。
氷坑夫の街もでき、活気で溢れた。
氷は採ってもなくならなかった。
塊の中心部からは溶けない氷も発見された。
氷の街がシンボルとなった。
カチカチの氷の価値は宝石以上となり、人々を狂わせた。氷に目がくらみ、多くの人が冷たくなった。氷持ちじゃない人は、ガリガリと揶揄された。
しかし、この氷が人類を救うと誰もが思っていた。
ある日、氷坑で作業していた男のツルハシが妙な音を立てた。
男は構わず、ツルハシを降り下ろす。
氷坑のカナリアが鳴くよりも早く、氷から吹き出した炎で焼鳥となった。
炎はたちまち広がり、世界を焼きつくした。
消えない炎と溶けない氷の街だけを残して。
その頃、地下水探査隊が氷の塊を発見した。貴重な水を確保できると、噂をききつけた人々が集まった。
コールドラッシュの幕開けだ。
氷坑からは、頭のキンキンとする音が響く。トロッコで運ばれるクラッシュアイス。
氷坑夫の街もでき、活気で溢れた。
氷は採ってもなくならなかった。
塊の中心部からは溶けない氷も発見された。
氷の街がシンボルとなった。
カチカチの氷の価値は宝石以上となり、人々を狂わせた。氷に目がくらみ、多くの人が冷たくなった。氷持ちじゃない人は、ガリガリと揶揄された。
しかし、この氷が人類を救うと誰もが思っていた。
ある日、氷坑で作業していた男のツルハシが妙な音を立てた。
男は構わず、ツルハシを降り下ろす。
氷坑のカナリアが鳴くよりも早く、氷から吹き出した炎で焼鳥となった。
炎はたちまち広がり、世界を焼きつくした。
消えない炎と溶けない氷の街だけを残して。
SF
公開:18/11/19 13:46
★そるとばたあの400字SSは、ことば遊びと文章のリズムにこだわり、音を体感できる物語がコンセプトです!
★第19回坊っちゃん文学賞大賞『ジャイアントキリン群』
★2025年12月、2冊同時刊行の電子書籍
『3分間のまどろみ カプセルストーリー』(Gakken)に『恐竜バーガー』寄稿。
・カプセルストーリー(恐竜バーガー、『菊池
の選択』、六文字の返信ほか)
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・カプセルストーリー(特殊外来種ハンター、カンガルー・ノート、露の楽譜ほか)
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ショートショートの可能性と豊かさが詰まったアンソロジーですのでぜひ!
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そるとばたあ