夢喰人
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私は幼い頃から夢を語るのが好きだったわ。それは実際に見た夢、御伽噺から連想させた妄想、将来の夢、種類は様々。
それから、友達が語るその類を聞くのが好きだった。互いに語らう時間が私にとって至福のひとときだったの。
その時に語り合った1人が、貴方だった。
貴方は、夢などないと言っていたわね。夢なんてただの都合のいい妄想に過ぎない、ともね。でも貴方、それは真っ赤な嘘。貴方は素敵な夢を持っているわ。
何故分かるのかって?ふふ、私は夢喰人だから。皆の夢が何かすぐ分かるのよ。どう、びっくりした?
…冗談よ。ふふふ、本気にしちゃって。
でもね。実は、もう分かっているのよ。何故今日あなたに呼ばれたか。
貴方、 夢を叶えに来たんでしょう。ポケットに大切な物を忍ばせて。顔に出てるからすぐ分かるわよ、貴方は正直者だから。
私は、その夢を食べに来たの。
貴方と結ばれるのを、喜んでお受けするわ。
それから、友達が語るその類を聞くのが好きだった。互いに語らう時間が私にとって至福のひとときだったの。
その時に語り合った1人が、貴方だった。
貴方は、夢などないと言っていたわね。夢なんてただの都合のいい妄想に過ぎない、ともね。でも貴方、それは真っ赤な嘘。貴方は素敵な夢を持っているわ。
何故分かるのかって?ふふ、私は夢喰人だから。皆の夢が何かすぐ分かるのよ。どう、びっくりした?
…冗談よ。ふふふ、本気にしちゃって。
でもね。実は、もう分かっているのよ。何故今日あなたに呼ばれたか。
貴方、 夢を叶えに来たんでしょう。ポケットに大切な物を忍ばせて。顔に出てるからすぐ分かるわよ、貴方は正直者だから。
私は、その夢を食べに来たの。
貴方と結ばれるのを、喜んでお受けするわ。
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公開:18/11/19 10:03
お初にお目にかかります。中埜寛(なかのひろ)と申します。
気が向いたときに気の向くままに書く予定です。
どうぞよろしくお願いします。
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