朝、目覚めると俺の義理の妹がゾンビになっていた件 53
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俺達の前には、ラブリーなハムスター達が口をモグモグさせながら立ち塞がった。手にはそれぞれヒマワリの種を持っている。
「俺には出来ない。こんな可愛い動物を撃退する事なんて。おのれ、卑怯な真似を」
「クククッ、お前達の運命もここまでのようだな。助かりたければ、諦めてその娘を渡すことだ。」
(ガチャッ)
「・・な、何だお前達は」
向こうでなにやらトラブルが発生した様だ。
「・・・えっ、動物愛護団体・・・ちょっと待って下さい。あの子は私の家族みたいなもので・・・違います。密輸したものではありません。・・・えっ、ワシントン条約違反。・・・違います。ちゃんとここに認可の書類が・・・この書類、偽物なんですか・・・違います。動物に乱暴な事をさせていませんって。・・確かに放し飼いしてますけど・・・そんなぁ~・・・それで言うなら人間だって動物の一種・・・」
(ガチャッ)
目の前のハムスターは森に消えていった。
「俺には出来ない。こんな可愛い動物を撃退する事なんて。おのれ、卑怯な真似を」
「クククッ、お前達の運命もここまでのようだな。助かりたければ、諦めてその娘を渡すことだ。」
(ガチャッ)
「・・な、何だお前達は」
向こうでなにやらトラブルが発生した様だ。
「・・・えっ、動物愛護団体・・・ちょっと待って下さい。あの子は私の家族みたいなもので・・・違います。密輸したものではありません。・・・えっ、ワシントン条約違反。・・・違います。ちゃんとここに認可の書類が・・・この書類、偽物なんですか・・・違います。動物に乱暴な事をさせていませんって。・・確かに放し飼いしてますけど・・・そんなぁ~・・・それで言うなら人間だって動物の一種・・・」
(ガチャッ)
目の前のハムスターは森に消えていった。
公開:18/11/20 00:13
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