【クッション】さくさくスナック小説

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「いらっしゃい、いらっしゃい!クッションは要らんかね?」

私は足を止める。
私が足を止めたのは、なにもラジオから流れる声に引かれたからではない。
クッションのポップを見たからだ。

『 これはストレス緩和用のクッションです。
イライラした日に、このクッションを胸の前に持っていると、相手と衝突した際にワンクッションになります。』

帰り道、私は胸の前にクッションを持って歩いていた。
その他
公開:18/11/18 14:34

くろーばー(ふるーてい)

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