朝、目覚めると俺の義理の妹がゾンビになっていた件 43
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「まあ、そんな訳だ。どうやら、奴は急いで逃げだしたから、中二病ウィルスと間違えてゾンビウィルスを研究所から持ちだしてしまったようなんだ。まったく間抜けな奴だ。ハハハ」
「笑いごとですか。こんな非常事に」
「何を言うか、困難な事態に陥った時ほど人は笑った方が良い。そうする事で自分を落ち着かせ、冷静になれるのだ。」
「それで、目的の中二病ウィルスのカプセルは手に入ったんですか」
「ああ、ここにあるよ」
スミスは懐からカプセルを取りだした。
「これがそうだよ。」
そう言った途端、スミスの手からカプセルが滑り落ち、地面にパリーンと音を響かせた。
「あっ」
「あっ」
「あほか~~~~」
いや~、ここが風上で良かった。良かった。運よく助かったよ。ハハハ。
俺はこのスミスと名乗る男を野放しにしておくとこっちが危険に巻き込まれる、そんな匂いを感じた。なんか俺の父親と同じ匂いを感じる。
「笑いごとですか。こんな非常事に」
「何を言うか、困難な事態に陥った時ほど人は笑った方が良い。そうする事で自分を落ち着かせ、冷静になれるのだ。」
「それで、目的の中二病ウィルスのカプセルは手に入ったんですか」
「ああ、ここにあるよ」
スミスは懐からカプセルを取りだした。
「これがそうだよ。」
そう言った途端、スミスの手からカプセルが滑り落ち、地面にパリーンと音を響かせた。
「あっ」
「あっ」
「あほか~~~~」
いや~、ここが風上で良かった。良かった。運よく助かったよ。ハハハ。
俺はこのスミスと名乗る男を野放しにしておくとこっちが危険に巻き込まれる、そんな匂いを感じた。なんか俺の父親と同じ匂いを感じる。
公開:18/11/14 16:20
更新:18/11/19 20:59
更新:18/11/19 20:59
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