朝、目覚めると俺の義理の妹がゾンビになっていた件 45
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気付けば、俺達は質の悪いゾンビに囲まれていた。
「お兄ちゃん、この場はこれで凌いでください」
「これは?」
「ハリセンです」
「アリサ、なんでハリセンなんか持ち歩いているんだ」
「いざという時のために準備しておきました」
「アリサ、最近の女子高生は鞄にハリセンを常備しているのか」
「いやだな。たまたまですよ。勿論、鞄の中には女性のたしなみ、お裁縫道具や絆創膏、化粧道具が入っていますから安心して下さい。あっ、ティナちゃんはこれを使って下さい」
「これは」
「ピコピコハンマーです」
「ええと、私の記憶が間違いなければ、これで叩いたらピコピコ鳴る、あの」
「そうですよ」
「レーザー光線や爆発が起こるとか」
「いやだな。そんな事が起こるわけがないじゃありませんか。念のためですよ。間違って殺しちゃったらまずいでしょ」
「でも、あなた、さっきゾンビを思いっきりバットで殴っていなかったかしら」
「お兄ちゃん、この場はこれで凌いでください」
「これは?」
「ハリセンです」
「アリサ、なんでハリセンなんか持ち歩いているんだ」
「いざという時のために準備しておきました」
「アリサ、最近の女子高生は鞄にハリセンを常備しているのか」
「いやだな。たまたまですよ。勿論、鞄の中には女性のたしなみ、お裁縫道具や絆創膏、化粧道具が入っていますから安心して下さい。あっ、ティナちゃんはこれを使って下さい」
「これは」
「ピコピコハンマーです」
「ええと、私の記憶が間違いなければ、これで叩いたらピコピコ鳴る、あの」
「そうですよ」
「レーザー光線や爆発が起こるとか」
「いやだな。そんな事が起こるわけがないじゃありませんか。念のためですよ。間違って殺しちゃったらまずいでしょ」
「でも、あなた、さっきゾンビを思いっきりバットで殴っていなかったかしら」
公開:18/11/15 12:23
更新:18/11/19 21:01
更新:18/11/19 21:01
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