読み聞かせ

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おばあちゃんが かわへ せんたくに いきました。
おばあちゃんは ぶつぶつと もんくを いっています。
まるで おかあさんみたい。
でも せんたくきが こわれちゃったから しかたがないのです。
おばあちゃんが かわで せんたくを していると かわの うえのほうから おおきな ももが ながれてきました。
ももは おばあちゃんのところまで
やってくると とつぜん しゃべりはじめました。
「おれさま、どん・ぶらこ! はやく ねない わるいこは たべてしまうぞぉー!」
ガブーーーッ!!

……と、読み聞かせをした。
妻に子供を寝かせてと、頼まれたからだ。
「ガブーッ!」のくだりは、我ながら迫真の演技が出来た。
ほら、子供大泣き。
いやぁ、参ったね。
こりゃ、なかなか寝てくれそうにないぞ。
私も、大泣きだ。
妻にめちゃくちゃ怒られて、暖房のきいた部屋から閉め出されてしまった。

あぁ、今夜は冷える。
その他
公開:18/11/10 23:58
更新:18/11/12 11:11
140字小説 リライト

壬生乃サル

自由きままに、気の向くままに。
サルも木から落ちる・る・る~。

壬生乃サル(MIBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)

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