盛りすぎ
5
9
ふと彼女を見ると黒目が上を向いていた。
「どうした?」
「いや、なんかモサモサしたやつがいるんだけど」
「モサモサ?」
僕も上を見る。何もいない。
「なんもいないけど?」
「ゲジゲジみたいなやつ。見えない?」
「ゲジゲジ……」僕はピンときた。
「それ、お前の睫毛じゃね?」
「どうした?」
「いや、なんかモサモサしたやつがいるんだけど」
「モサモサ?」
僕も上を見る。何もいない。
「なんもいないけど?」
「ゲジゲジみたいなやつ。見えない?」
「ゲジゲジ……」僕はピンときた。
「それ、お前の睫毛じゃね?」
その他
公開:18/11/06 23:57
140字小説
Twitter (9月6日)
転載
まったり。
2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)
壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)
ログインするとコメントを投稿できます