後悔
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それは雪降る寒い夜の事だった。
私が歩いていると道端に一人の男性が倒れていた。
私は急いで駆け寄り、男性に声を掛けた。
「どこか悪いところはありませんか」
男性は答える。
「俺は頭が悪い」
私はフリーズした。男性からの思いもしなかった返答に私は何も言えなかった。
その後、男性は救急搬送され、入院に至った。
幸い、発見が早かったので大事には至らなかった。
先日、その男性から何枚にも及ぶお礼の手紙と粗品が届いた。
けれども、私の心にはもやもやが残った。
なぜ、私はあの時、上手い返しが出来なかったのだろう。
私が歩いていると道端に一人の男性が倒れていた。
私は急いで駆け寄り、男性に声を掛けた。
「どこか悪いところはありませんか」
男性は答える。
「俺は頭が悪い」
私はフリーズした。男性からの思いもしなかった返答に私は何も言えなかった。
その後、男性は救急搬送され、入院に至った。
幸い、発見が早かったので大事には至らなかった。
先日、その男性から何枚にも及ぶお礼の手紙と粗品が届いた。
けれども、私の心にはもやもやが残った。
なぜ、私はあの時、上手い返しが出来なかったのだろう。
公開:18/11/02 12:11
更新:18/11/05 11:43
更新:18/11/05 11:43
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