VR職場
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VR空間でずっと勤めていた職場の人達と初めて現実で会うことになった。部屋に入ると中では円形のテーブルを囲ってみんな座っている。
「火村君だよね」美人の女性が手招いて、隣の席を勧められた。
僕が参加者の最後だったようだ。VR空間の顔と現実の顔を変えていたがすぐに名前を特定された。
「えっと君は?」誰か不明なので座りながら聞くと彼女が答えた。「早乙女だよ」
僕は椅子から転げ落ちた。同期で仲の良い、イケメンの早乙女君の中身に驚いたからだ。
「大丈夫?」四十代半ばの男性が僕の腕をとって助けてながら言った。「で、私が尾羽」僕はまた椅子から落ちた。密かに憧れていた受付嬢がおっさんだったからだ。
「お子さんもいたんですか?」尾羽の隣にちょこんと女の子が見えたので言った。「それ部長さん」
「……みなさん、現実と違いますね」
そういうと周りのみんなが口を揃えて言った。
「タコ型宇宙人に言われたくない」
「火村君だよね」美人の女性が手招いて、隣の席を勧められた。
僕が参加者の最後だったようだ。VR空間の顔と現実の顔を変えていたがすぐに名前を特定された。
「えっと君は?」誰か不明なので座りながら聞くと彼女が答えた。「早乙女だよ」
僕は椅子から転げ落ちた。同期で仲の良い、イケメンの早乙女君の中身に驚いたからだ。
「大丈夫?」四十代半ばの男性が僕の腕をとって助けてながら言った。「で、私が尾羽」僕はまた椅子から落ちた。密かに憧れていた受付嬢がおっさんだったからだ。
「お子さんもいたんですか?」尾羽の隣にちょこんと女の子が見えたので言った。「それ部長さん」
「……みなさん、現実と違いますね」
そういうと周りのみんなが口を揃えて言った。
「タコ型宇宙人に言われたくない」
その他
公開:18/11/02 00:00
更新:18/11/02 00:06
更新:18/11/02 00:06
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