朝、目覚めると俺の義理の妹がゾンビになっていた件 26
0
3
「・・・と言う訳で吸血鬼のティナに意見を聞きに来た」
「何が、と言う訳だ。人の眠りを散々妨害しておいて。さてね。私は世間の事に疎いので知らないな。と言うか、興味が無い。彼らと私では生きる時間が違うからね。私が生きてきた数百年の時の流れに比べればそんな事、取るに足らない些細なものさ。世界中に殺人ウィルスと呼ばれる感染症が次々に拡大し、パンデミックが起きた時もあったし、敵対国同士のつまらない戦争に巻き込まれ、罪もない人々が私の目の前で助けを求め、死んでいくこともあった。私はそんな人間の暗黒時代を生きて来たんだ。正直、私は人間に対し呆れているんだ。どうして人間は同じ過ちを何度も繰り返すのか、そして、強者は何故、自分達にとって都合の悪いものを悪と称し、消し去ろうとするのか。なぜ、なぜ、なぜ。そんな訳で私は人間に興味が無いのだよ。だから、私の事は放って置いて欲しい。私にもやりたい事は山ほどあるんだ」
「何が、と言う訳だ。人の眠りを散々妨害しておいて。さてね。私は世間の事に疎いので知らないな。と言うか、興味が無い。彼らと私では生きる時間が違うからね。私が生きてきた数百年の時の流れに比べればそんな事、取るに足らない些細なものさ。世界中に殺人ウィルスと呼ばれる感染症が次々に拡大し、パンデミックが起きた時もあったし、敵対国同士のつまらない戦争に巻き込まれ、罪もない人々が私の目の前で助けを求め、死んでいくこともあった。私はそんな人間の暗黒時代を生きて来たんだ。正直、私は人間に対し呆れているんだ。どうして人間は同じ過ちを何度も繰り返すのか、そして、強者は何故、自分達にとって都合の悪いものを悪と称し、消し去ろうとするのか。なぜ、なぜ、なぜ。そんな訳で私は人間に興味が無いのだよ。だから、私の事は放って置いて欲しい。私にもやりたい事は山ほどあるんだ」
公開:18/11/01 20:28
更新:18/11/03 12:15
更新:18/11/03 12:15
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます