朝、目覚めると俺の義理の妹がゾンビになっていた件 9

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「アリサ、黙って聞いて欲しい」
「なあに、お兄ちゃん。改まって」
(どうしたんだろ、真剣な顔で。お兄ちゃん、まさか・・・
アリサはベッドの上に押し倒された。
「アリサ、俺はもう我慢が出来ない」
「駄目よ。ダメダメ。私とお兄ちゃんは仮にも兄弟なんだから」
「そんなの関係ないさ。アリサ、お前は俺の事、嫌いなのか」
「ううん、そんな事ないわ。お兄ちゃんの事が大好き。でも、心の準備が」
「そんな事考える必要ない。お前は俺の事だけを見つめ、考えていればいいんだ」
ズッキューーン
「お兄ちゃん、格好良すぎ」
「なあ、いいだろ」
「うん・・・いいよ」)

「アリサ、聞いているか」
はっ
「お兄ちゃんも色々、手を尽くして調べてみたんだが、どうやらお前はゾンビ病にかかっているらしい」
「ゾンビ病?」
「ああ、どうやら虫に刺されるか、動物に噛まれる事で発症するらしい。アリサ、心当たりはないか」
「そう言えば」
公開:18/11/01 05:46
更新:18/11/03 12:01

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