朝、目覚めると俺の義理の妹がゾンビになっていた件 6

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どうしよう。どうしよう。
お兄ちゃんが私に「アリサ、お前の事を一生守りたい。付き合ってくれ」だなんて。急にプロポーズされても心の準備と言うものが。ぐへへへ、そんな事言われたら私、蕩けてしまいます。ああ、そこまでお兄ちゃんはアリサの事好きだったなんて。
アリサは抱き枕に抱き付き、足をバタバタさせながら悶々とした時間を過ごした。
「おい、おーい、聞こえているのか、アリサ。開けるぞ」
ガチャ
「ちょっと、お兄ちゃん。部屋に入る時はノックしてって言ったでしょう」
「一応、ノックはしたんだけど、返事が無かったから」
「んにゅ、ま、まあ、それなら仕方ないでしゅね。それで何の御用でちゅか」
(ま、まさか、お兄ちゃんが夜這い。そんな、まだ早すぎるわ。まだお互い婚姻届けも正式に書いていないのに。ああ、お母様、お父様、アリサが今、若くして清らかな蕾を散らす事をお許しください)
「おい、聞いているのか。」
公開:18/11/01 02:45
更新:18/11/03 11:58

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