3日目(3/365)
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三が日の最終日…
祖父母と別れ、家族4 人は東京の自宅に戻った。
両親は二日間連続で、忙しかったので、完全に疲れ切ってしまい、居間で休んでいた。
休みの内に、体力を回復しておかないと、休暇明けの仕事に支障が出てしまうのであった。
一方、弟はまだ遊び足りないかのように、居間で寝ている両親の身体をゆすって、起こそうと試みていた。
「どこか連れて行ってよ…」
弟は相変わらずの自分勝手であった。
私は遊びに連れて行ってもらえない弟を仕方なく近所の公園と連れて行き、一緒に凧揚げをした。
羽子板でも良かったが、男の子は凧揚げのほうが好きなようであった。
「もっと、高く飛ばせるかな?」
弟は凧の糸を上手く操作しながらきいた。
凧は空の上を優雅に泳ぎ回っていた。
「糸をのばすのにも限界があるけど、まだ糸をのばせるから、もっと高く飛ばせられるよ」
私は空を見上げて言った。
祖父母と別れ、家族4 人は東京の自宅に戻った。
両親は二日間連続で、忙しかったので、完全に疲れ切ってしまい、居間で休んでいた。
休みの内に、体力を回復しておかないと、休暇明けの仕事に支障が出てしまうのであった。
一方、弟はまだ遊び足りないかのように、居間で寝ている両親の身体をゆすって、起こそうと試みていた。
「どこか連れて行ってよ…」
弟は相変わらずの自分勝手であった。
私は遊びに連れて行ってもらえない弟を仕方なく近所の公園と連れて行き、一緒に凧揚げをした。
羽子板でも良かったが、男の子は凧揚げのほうが好きなようであった。
「もっと、高く飛ばせるかな?」
弟は凧の糸を上手く操作しながらきいた。
凧は空の上を優雅に泳ぎ回っていた。
「糸をのばすのにも限界があるけど、まだ糸をのばせるから、もっと高く飛ばせられるよ」
私は空を見上げて言った。
その他
公開:18/10/31 20:00
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