『井原さんは今日も元気にこじらせている1』(男の子同士を妄想するのが好きな女の子の話だけど普通の人が読んでも全然大丈夫だから!)

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「ファミレスに寄ってみない?」
こくり。
部活が終わり、二人の少年に誘われ、井原さんは小さく頷いた。
席に案内されて、早速と先頭の少年が席に陣取ると、後ろにいたもう一人の少年が声をかける。
「おい、そっちに詰めてくれないか」
「何、隣に座ろうとしてるんだよ」
少し面食らった様子で答える少年。
「そりゃそうなるだろう」
少年達が振り向けば、井原さんと、ちらり目が合う。
「しょうがないな」
まさに今、テーブルを挟んだだけの場所に、男の子が二人並んで座っている。この状況で、井原さんにほおが緩むのを止める術のあろうはずもない。
「いやに、締まりのない顔をしているな」
淑女に向かって何たる暴言!
失礼千万な物言いへの憤りを、しかし、ぐっと飲み込む。井原さんは思った。ここは落ち着いて、言うべきことを言っておくべきだろう。
「ごちそうさまでした」
「注文もまだだよ!」
井原さんは、今日もこじらせている。
青春
公開:18/10/24 19:11
更新:18/10/26 08:22
井原さんの趣味はバレてない設定 マジシャンズチョイス

誰か

心楽しい読書になりますように。

https://twitter.com/N2lQzhfmQ7KOqHd

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