125. 美味しいものとあなたの為なら頑張れる‼

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「焼き肉食べ放題のチケットをゲットしたよっ♡しかも二人分」同僚のA子がそれを自慢気に僕に見せてきた。『おぉ~凄い‼おめでとう!』
先を越されて少々悔しいながらも彼女の頑張りはいつも見て知っていたので素直に祝福できた。
わが社は朝一に社内全体でその日にやらなければいけない仕事の一覧がメールで届き、各々自分のしたい仕事を先着で選んでいく。それをこなし上司からOKをもらえるとその量に相当する食事券がその場で発行されるのだ。それは仕事の多さ難しさに比例しており、三ツ星レストランや高級焼肉店で使え、ランチに使っても良い。簡単な仕事ばかり選ぶのも自由だが、それだと高級店の食事券にはならないのだ。
「給料だけだとなかなか行けないお店に行けるっていいシステムよねぇ」『そうだね。ところで誰と行くの?』
「あなたとに決まってるじゃん‼」照れながら彼女は一枚渡してくれた。
今夜は焼き肉だ!僕も益々頑張らないと‼
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公開:18/10/26 08:00
更新:18/10/28 03:34
働きたい会社

ことのは もも。( 日本 関西 )

日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。

こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていこうと思います(*^^*)

2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選

カントー地方在住
 

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