道場破りやぶり

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剣道。
それは、剣の理法の修錬による人間形成の道である。

私は九州で一、二を争う道場の師範代。我が道場にはどういうわけか全国各地から道場破りがやってくる。
だが、同情には及ばぬ。私は『道場破りやぶり』として、ここまで負け知らず。稀に親知らずが疼くが、全く問題ない。

今宵の道場破りは、滋賀で名の高い道場から県道をヒッチハイクで走り継ぎ、ここまで来たという。
数時間かかったそうだ。そんな時間があるなら練習をしろ、と言いたい。現に疲労の色が見てとれる。
名の高い道場か何だか知らないが、このような相手など歯牙にもかけず(無視して問題にしない、の意)、である。

勝負が始まった。
私は危なげなく勝利をおさめた。まぁ、練習不足の割には健闘したのではないだろうか。
それにしても道場破りを相手にするのは面倒臭いものである。

めーん!

どー!!

なんてな。
今、コテッと倒れた奴は覚えておくように。
その他
公開:18/10/22 23:55
むう宿題・スポーツ編 8/10 剣道

壬生乃サル

まったり。

2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)

壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)

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