7. ツナマヨ

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『ツナマヨのおにぎりの都市伝説』
ダチがいっていたな。
『おにぎりの包装フィルムをうまくとれない時ってあるだろ?特にツナマヨは気をつけろ。入口を探しているうちに、迷宮にマヨいこんじまうらしいぜ。そこには、恐ろしい化物が』
嘘臭ぇと思ったけど、血生臭ぇこの場所。マジかよ。
悲鳴がきこえた。
「助けて!」
女が走ってくる。
「頭が鮪で、体が人の……」
女が倒れた。背後にその化物がいた。手には刀。
「ひっ」
ツナツナツナ。
不気味に笑い、フレーク状にブレイクした女をボウルに入れ、たっぷりのマヨネーズで和えている。何かを俺の方に投げてきた。目玉だ。死んだ魚のような目。
「魚の目玉好きだろ?お前ら」
俺は必死に逃げた。鮪人も止まらない。
コンベアを発見した。ツナマヨのおにぎりが流れていた。
直感で外へツナがっている気がして、飛び乗る!
光だ!もうちょっ


「ママ!このツナマヨ、赤い。鮭マヨかな?」
ホラー
公開:18/10/23 21:51

そるとばたあ( 神奈川 )

★そるとばたあの400字SSは、ことば遊びと文章のリズムにこだわり、音を体感できる物語がコンセプトです!

★第19回坊っちゃん文学賞大賞『ジャイアントキリン群』

★2025年12月、2冊同時刊行の電子書籍
『3分間のまどろみ カプセルストーリー』(Gakken)に『恐竜バーガー』寄稿。

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ショートショートの可能性と豊かさが詰まったアンソロジーですのでぜひ!
 

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