お題『どこで見つけたのかわからない甘酒』
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社会人になって初めての忘年会を終えた私は、雪のチラつく中公園のベンチに座っていた。
「一人で何やってんだ」
声を掛けてきたのは私の直属の上司で、教育係も務めてくれた先輩だった。
「小娘はさっさと帰れ」
口は悪いし愛想も無いけれど…私はこの先輩に惹かれていた。
「……なら、先輩が送って下さいよ」
私が言うと、先輩は少し考えてから何かを投げてよこした。
「甘酒?」
「全部飲めたら送ってやる」
その真剣な口調に、私はドキドキしながら缶を開けた。いくら下戸でも甘酒くらい飲む自信はあった。それなのに……私は一口飲んでそれを吐き出した。
「ぶへぇ‼何ですかコレ⁈」
「ジョークグッズ。中身はタバスコ汁、だったか」
「酷いじゃないれすかぁ!」
「いいか小娘。外見と中身が必ずしも一緒だと思うな。先ずは疑え。特に人間はな」
そう言うと、先輩は歩き出した。
「家の100m手前までなら送ってやる。さっさと来い」
「一人で何やってんだ」
声を掛けてきたのは私の直属の上司で、教育係も務めてくれた先輩だった。
「小娘はさっさと帰れ」
口は悪いし愛想も無いけれど…私はこの先輩に惹かれていた。
「……なら、先輩が送って下さいよ」
私が言うと、先輩は少し考えてから何かを投げてよこした。
「甘酒?」
「全部飲めたら送ってやる」
その真剣な口調に、私はドキドキしながら缶を開けた。いくら下戸でも甘酒くらい飲む自信はあった。それなのに……私は一口飲んでそれを吐き出した。
「ぶへぇ‼何ですかコレ⁈」
「ジョークグッズ。中身はタバスコ汁、だったか」
「酷いじゃないれすかぁ!」
「いいか小娘。外見と中身が必ずしも一緒だと思うな。先ずは疑え。特に人間はな」
そう言うと、先輩は歩き出した。
「家の100m手前までなら送ってやる。さっさと来い」
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公開:26/10/26 22:29
ショートショートの勉強をさせていただきます。
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