好奇心適齢期

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その子はポツンと1人たたずんでいた
何してんだろ
木の上でお昼寝から覚めたボクは小枝のかげからそっと見る
木のウロをのぞきこんでいるのか
中に何かいるのかな
その子が立ち去ってからボクはスルスルと木を降りてウロの中をのぞきこんだ
グラッとよろめいて立ち直ると部屋の中にいた。
「ん?」
グルリとひとまわり、壁に天井まで本棚が
本がぎっしり詰まっていた
へぇー、面白いな
絵本も小説も図鑑も次々夢中になって読んだ
あの時どうやって元の木の上に戻ったんだっけ?
いくら考えても思い出せない
ただ好奇心いっぱいだったあの頃を
時々そっと懐かしく思い出す
公開:26/10/31 16:24

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