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川というより、淀んだ池だった。
川面の色は混じりあった深い青色だ。太陽の光を反射して、まるで鏡のように周囲の背景を映し出している。
私は川面に手を振る。川面の私が手を振り返す。
ここまで反射すると、川底は見えないし、もちろん川に何か落ちても気がつかれることはない。
友人がボートに手をついた。友人はいつも夫の自慢ばかりしている。本人は何もできないくせに、なぜか夫を盾に私のことを見下してくる。
彼女はボートの上でも、まるで女王様のようにふるまっている。ボートの先には、バランスを取るためと称して、錘も置いてある。碇の代わりとして、長い鉄鎖も。
私は決意した。
川面の色は混じりあった深い青色だ。太陽の光を反射して、まるで鏡のように周囲の背景を映し出している。
私は川面に手を振る。川面の私が手を振り返す。
ここまで反射すると、川底は見えないし、もちろん川に何か落ちても気がつかれることはない。
友人がボートに手をついた。友人はいつも夫の自慢ばかりしている。本人は何もできないくせに、なぜか夫を盾に私のことを見下してくる。
彼女はボートの上でも、まるで女王様のようにふるまっている。ボートの先には、バランスを取るためと称して、錘も置いてある。碇の代わりとして、長い鉄鎖も。
私は決意した。
その他
公開:26/10/24 07:55
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齊藤 想