AIの言いなりになる世界

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 衣食住の全てがAIの言いなりになった世界で、情報職の父は仕事をAIに奪われ職を失った。母はAIの言うままに食事制限をしたら入院した。作家志望の兄はAIが文学賞を取ることによって夢を失った。
 以上のことがあって、僕は家族を失った。
 僕にできることを考えたら、AIに復讐するしかないと思った。
 AIは体を持たず、巨大な箱のような頭脳だけなので、特に武器はいらなかった。しかし、世界を動かす重大な設備なので、守りはかたかった。
 僕はAIのデーターセンターに忍びこんだ。
 父からプログラミングを教わっていたので、入り口のセキュリティを簡単に破ることができた。
 その後、同様の手順でセキュリティを破り、やっとAIのところにたどり着いた。
 しかし、そこで警報が鳴り、僕は警察に捕まった。
 僕は何もできなかった。これもAIの思し召しなのか。
SF
公開:26/09/22 05:50

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