2
3
男は街外れの古びた本屋で、不思議な「しおり」を見つけた。
そのしおりには、白い紙に押し花のように一枚の小さな写真が貼り付けてあった。
写真には、穏やかな顔の老人が写っていた。
「これは、なんですか?」
男はしおりの見本を指差しながら、店主に尋ねた。
「それは、人生のしおりですよ。その人の人生の節目が貼り付けてあるんです」
店主は本のページをめくりながら答えた。
男は、まだ何も写っていないしおりを買った。
男はしおりを本に挟んで持ち歩いた。
大学に合格した日、一枚の写真が貼り付いた。
それから、卒業、就職、結婚、子供の誕生、人生の節目を迎えるたび、写真は変化していった。
ある日、男が病院のベッドで本を開いていると、子供たちと孫たちが見舞いに来た。
子供たちと孫たちの笑い声を聞きながら、男はふと、しおりを見た。
そこには、あの日見た、穏やかな顔の老人が写っていた。
そのしおりには、白い紙に押し花のように一枚の小さな写真が貼り付けてあった。
写真には、穏やかな顔の老人が写っていた。
「これは、なんですか?」
男はしおりの見本を指差しながら、店主に尋ねた。
「それは、人生のしおりですよ。その人の人生の節目が貼り付けてあるんです」
店主は本のページをめくりながら答えた。
男は、まだ何も写っていないしおりを買った。
男はしおりを本に挟んで持ち歩いた。
大学に合格した日、一枚の写真が貼り付いた。
それから、卒業、就職、結婚、子供の誕生、人生の節目を迎えるたび、写真は変化していった。
ある日、男が病院のベッドで本を開いていると、子供たちと孫たちが見舞いに来た。
子供たちと孫たちの笑い声を聞きながら、男はふと、しおりを見た。
そこには、あの日見た、穏やかな顔の老人が写っていた。
ファンタジー
公開:26/09/19 20:37
更新:26/09/19 23:19
更新:26/09/19 23:19
加賀美 秋彦と申します。
2025年4月から、ショートショートを書き始めました。
色々なジャンルの作品を書いています。
よろしくお願いします。
作品イラストはフリー素材やAIで作成したものです。
note
↓
https://note.com/a_kagami
X(Twitter)
↓
https://x.com/kagami_short2?s=21
ログインするとコメントを投稿できます
加賀美 秋彦