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「海が水を愛するように、私は君を愛している」
まただ、何を喋っても同じように返してこない。
「森が林を愛するように、また林が木を愛するように君を愛そう」
彼女と僕の喧嘩の只中で、僕のすぐ後にのみ返してくる。
何故だろう。
「大地が土を抱くように、君を抱いて安心させよう」
少し言葉のニュアンスを変えてみてもどこか同じように僕の言葉は空を切る。
「風が空気を運ぶように、君を何処へでも連れて行こう」
賢いのか阿呆なのか、どちらか判断がつかない。
煩わしさが募るばかりだ。
「君のことが分からない」
「君のことが分からない」
「君を愛している」
「海が水を愛するように、私は君を愛している」
この子は本当に意地が悪い。
まただ、何を喋っても同じように返してこない。
「森が林を愛するように、また林が木を愛するように君を愛そう」
彼女と僕の喧嘩の只中で、僕のすぐ後にのみ返してくる。
何故だろう。
「大地が土を抱くように、君を抱いて安心させよう」
少し言葉のニュアンスを変えてみてもどこか同じように僕の言葉は空を切る。
「風が空気を運ぶように、君を何処へでも連れて行こう」
賢いのか阿呆なのか、どちらか判断がつかない。
煩わしさが募るばかりだ。
「君のことが分からない」
「君のことが分からない」
「君を愛している」
「海が水を愛するように、私は君を愛している」
この子は本当に意地が悪い。
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公開:26/09/13 21:19
身近なものを喋らせたり、言葉をひっくり返したり。少し変なショートショートを書いています。
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障眼