おばけになりたいな
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絵本のおばけが羨ましい。ふわふわ浮かんで、ちょっとイタズラしても笑って許してもらえる。だから私もなりたいと、足をばたつかせて頬杖をついていた。まずはおばけになりきろうと思い、たくさんぴょんぴょん跳ねてみたり毛布を頭に被せてみた。
そしたら本当に、体が軽くなって天井まで浮かべるようになった。嬉しくてすぐママとパパに伝えに行った。でもママはリビングの床に崩れ落ちて泣きじゃくり、パパはその背中を固い顔で撫でていた。
どうしてと思い、ママに見てもらいたくてイタズラをしてみる。でもママ見てくれないどころか、もっと激しく泣いてしまった。
違う。こんな風に大好きな人を泣かせたくない。少し浮かんで、ちょっと笑われる、ただのおばけになりたかったのに。
そしたら本当に、体が軽くなって天井まで浮かべるようになった。嬉しくてすぐママとパパに伝えに行った。でもママはリビングの床に崩れ落ちて泣きじゃくり、パパはその背中を固い顔で撫でていた。
どうしてと思い、ママに見てもらいたくてイタズラをしてみる。でもママ見てくれないどころか、もっと激しく泣いてしまった。
違う。こんな風に大好きな人を泣かせたくない。少し浮かんで、ちょっと笑われる、ただのおばけになりたかったのに。
ファンタジー
公開:26/08/25 21:54
2026/8/25 start
気ままに書いていきます。
アイコンは自作のものです。
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