社会に帰属することよりも人間だったらどうあるべきかを常に意識していれば迷うことはないはずだ。多様性なんてものは枝葉にすぎない。

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 あなたは私立の男子校に通う一六歳。ある日父親から、実は双子の兄がいるときかされる。会いたいかときかれ、もちろんだとこたえる。
 しばらく経って、再会を果たす。あなたとよく似たお兄さんが、驚いた顔で言う。
「妹だと、きいてたんだけど」
 男と女という二元論でものごとを考えている時点で大した情報処理能力の持ち主ではないと考えたあなたは、お兄さんに見切りをつけ、去る。
 さらにしばらく経って、二人は偶然再会する。お兄さんは、お姉さんになっている。きょうだいって、そういうものだ。
公開:26/08/17 02:28

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