SWEET MEMORIES

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「アイドルに入れあげている男がいた。男は神社で、アイドルにハグしてもらえるよう願かけをした。その帰り道、男は交通事故にあい、車椅子生活を余儀なくされることとなった。
 三十年後、すっかり落ち目になったアイドルが、男の働く作業所に慰問に訪れ、懐かしいナンバーを披露した。男は健常者だった青春期を思い出し、号泣した。アイドルは歌い終えると、男のもとに歩み寄り、ハグをした。
 どうだい? この話」
「いや、三十年後に願いがかなうってなんだよ」
 そこじゃないって。
公開:26/08/16 08:42
更新:26/08/16 09:03

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