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「さぁさぁかかってこい魚!」

網を持って息を巻いている咲也は川魚を捕まえようと必死になっている。

「転けないでね」

「大丈夫!あたし川育ちだから!!」

何が大丈夫なのだろうか。

足を水の中に入れるとひんやり冷たくて気持ちがいい。

辺りを見渡すと奥の方で何かが光っていた。

引き寄せられるように歩みを進める。

「明日佳?」

彼女の声は届いていない。

光の場所に辿り着くまで後、数歩というところで息が出来なくなった。

口や鼻に大量の水が入って苦しい。

「明日佳っ!!」

腕をグッと引かれて陸へと戻される。

その後、小石の上に横向きで寝かされた。

「全くもう……タオル持ってくるから安静にしてて」

額にそっとキスを落とされ咲也は去って行く。

右手に不思議な感触がして開けると、私が彼女にあげた指輪が入っていた。

タオルを体にかけられる。

「落し物」

「えっ?あっ!」
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公開:26/08/15 15:59

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